ローヤルゼリーは天然素材
ローヤルゼリーは天然素材から作られた、天然の高栄養価食品です。
健康や美容に良いと取り沙汰され需要が高まっていますが、高価な値段がついていることも少なくありません。
それはローヤルゼリーが人工的に作り出せない、天然素材であるからに他ありません。
ローヤルゼリーは蜂の体内で合成されます。
ローヤルゼリーは女王蜂の育成のために作られる成分であるため、巣の中にいる育児担当の若い働き蜂が材料を摂取し、それを元に体内で分解・合成して生成されます。
そして下咽頭線から乳白色でクリーム状のローヤルゼリーを分泌し、女王蜂の幼虫に与えるのです。
研究はこれまでにも行われていますが、ローヤルゼリーと同様の物質は発明されておらず、ローヤルゼリーを人が摂取するには蜂が生成を行うのを待つしかないのです。
人が手を加えられる部分といえば、ローヤルゼリーが造られる巣のみです。
蜂の巣には「王台」とよばれるスペースがあり、この中に産み付けられた卵が、女王蜂として育てられていきます。
当然王台には、女王蜂専用の餌であるローヤルゼリーが注ぎ込まれます。
人工的にこの王台を作って大台の数を増やし、ローヤルゼリーを生成させることで、通常より多くのローヤルゼリーを採取することは可能です。
しかしロイヤルゼリーの生成自体は、やはり蜂に任せるしかありません。
蜂の体内で合成されるローヤルゼリーは量が少ないため、貴重なものなのです
蜂といえばハチミツも有名ですが、こちらは花の蜜を集め、巣の中で凝縮し、蓄えられたものです。
ハチミツは比較的安価で量も多く作られますが、それでも一個体の蜜蜂が、生きている内に集められるハチミツはスプーンにひと掬い程度とされています。
ローヤルゼリーの生成量はこれ以下ですので、高価になりがちなのも頷けます。
ローヤルゼリーの材料となるのは、花粉や花の蜜です。
蜂は農薬に弱く、わずかな農薬に触れるだけでも命の危険があるため、採取できる花粉や花の蜜は天然のものに限られます。
人工的に生成することができず、材料も自然の植物であることから、ローヤルゼリーは超天然素材といえます。